オリックス・佐野皓大外野手がリハビリ組を“卒業”することになった。昨年６月１５日のヤクルト戦（京セラドーム大阪）で右足首を負傷。同２１日に右足関節内果骨折骨接合術、右足前距腓じん帯修復術を受けた。シーズンは４試合の出場にとどまり、ファームで回復に努めてきた。

　１１日に大阪・舞洲でスライディング練習。事実上の最終チェックをクリアし「痛みも、変な怖さもなくなりました。これで普通の野球選手に戻れます」と喜んだ。

　チームではスペシャリストだった小田（現育成コーチ）が昨季限りで現役を引退し、岸田監督は「必要になる。１枠、使います」と代走の切り札を募集してい。渡部や杉沢らとともに、佐野も候補の一人だ。２０年には自己最多の２０盗塁を記録。「どんな役割でも１軍の枠に入れるように。最低でも２０（盗塁）は走りたいですね」と猛アピールに入るつもりだ。

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