【オリックス】ドラフト1位・麦谷祐介が4本の「特殊形状バット」携え入寮「ミスショットが減る」

スポーツ報知

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2025.1.7(火) 20:44

4本の特殊形状バットを手に入寮した麦谷

 オリックスのドラフト1位・麦谷祐介外野手(富士大)が7日、4本の練習用「特殊形状バット」を携え、大阪・舞洲の選手寮「青濤(せいとう)館」に入寮した。

 「知り合いからのメッセージがたくさんあったが、『ここからがスタート』という言葉もいただいた。24時間(施設が)使えるので、野球に打ち込みたい」

 左の好打者は入室早々、見慣れない形のバットを段ボールから開封した。中間部分に突起のある、長短2本の「バレルバット」、グリップ部分が太く設計された「パームアップバット」、そして両端が平面型の「スピンバット」だ。「インプット動作(打撃の形づくり)にうまくつながる」と大学時代から愛用。中でも、最も原型からかけ離れたスピンバットは「(ボールに対し、バットの)面を出す練習ができる。バットの出方が変わり、ファウル、ミスショットが減る」と、確実性向上への効果があると力説した。

 「まずはけがをせずに1年間やる。開幕1軍、開幕スタメンでやっていきたい」と麦谷。「将来的にはイチロー選手のような選手になりたい」と、4本の相棒とともに“イチ流”バットマンへの道を突き進む。

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