【オリックス】伊東市出身の育成3位・上原堆我投手が裾野リトルシニアの「初打ち」に参加…花咲徳栄高の先輩・若月と「バッテリーを組みたい」

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2025.1.3(金) 08:45

裾野リトルシニアの選手の前で意気込みを語ったオリックスの上原

 オリックスに育成ドラフト3位で入団した伊東市出身の花咲徳栄・上原堆我投手(17)が2日、裾野市内で、中学時に所属した裾野リトルシニアの新春恒例行事「初打ち」に参加した。地元静岡で、高校の先輩であるオリックス・若月健矢捕手(29)と「バッテリーを組みたい」と決意を表した。

 昨夏、甲子園のマウンドにエースとして立った最速148キロ右腕は、ドラフト後に若月と対面、「頑張ろう」と声をかけられたという。2017年に侍ジャパンのマスクをかぶった先輩と組むためにも第一目標の「支配下入り」を達成する。

 武器は直球、縦スライダーと制球力。育成に定評がある球団で「球団を代表する投手、日本代表に選ばれたい」と意気込む。憧れの山本由伸投手(26)=ドジャース=のように「先発完投型になりたい」と、将来像を思い描いた。

 この日、後輩球児の前であいさつ。小学時、学童野球監督を務めていた父・健二さん(49)の下、主に捕手としてプレー。中学2年時に強肩を買われ、投手に転向した。「リトルシニアで培った経験を生かして、頑張っていきます」と奮い立っていた。

(伊藤 明日香)

  ◆上原 堆我(うえはら・たいが)2007年3月13日、伊東市生まれ。17歳。川奈小では伊東ジュニア、伊東南中では裾野リトルシニアでプレーし、全国選抜8強入り。埼玉の花咲徳栄高に進学すると、1年秋からベンチ入り。3年夏に甲子園に出場、新潟産大付との1回戦で敗退した。178センチ、84キロ。右投右打。

 〇…裾野リトルシニアOBで今秋のドラフト候補、明大の木本圭一内野手と、法大の松下歩叶内野手(いずれも3年)も「初打ち」に参加した。神奈川の桐蔭学園を経て強豪大に進んだプロ注目コンビ。「(今度来るときは)2人そろって、一緒にプロ野球選手になったと報告したい」と話した。木本は沼津市出身、2018年にU―15日本代表となり、昨春は二塁手でベストナインに選出。松下は昨年、大学日本代表に選ばれた。

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