「キャリアハイ目指す」現役ドラフトで西武移籍の平沢大河「13」から「39」に変更 背番号に込められた思い
スポーツ報知
- ニュース
2024.12.13(金) 06:00
現役ドラフトでロッテから西武に移籍した平沢大河内野手(26)が12日、埼玉・所沢市の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号はロッテ時代の「13」の“3倍”である「39」に決定。広池球団副本部長は「マリーンズ時代の3倍頑張って活躍していただきたい」と背番号に込めた大きな期待を明かした。
濃紺のスーツに青地のドット柄ネクタイ姿の平沢は、緊張の面持ちで「移籍をいいきっかけに、キャリアハイを目指して頑張っていけたら」と決意を込めた。
心機一転、新天地で迎える高卒10年目の来シーズン。抜群の身体能力を見込まれ仙台育英から15年ドラフト1位でロッテに入団したが「9年間パッとしない成績が続いてた」と振り返った。3年目の2018年には112試合に出場し、打率2割1分3厘、5本塁打、32打点で出塁率3割2分8厘をマークしているが、今季は3年ぶりに1軍出場がなかった。
武器は高い出塁率と内外野両方こなす器用さ。「出塁率が高い特長は消さずにバッティングで貢献したい。内外野両方やれれば活躍するチャンスも広がると思う」。序章が終わり第二章に突入した“大河”ドラマは舞台を所沢に移し、さらなる盛り上がりを見せる。(大中 彩未)
◆平沢 大河(ひらさわ・たいが)1997年12月24日、宮城・多賀城市生まれ。26歳。小1で野球を始め、高崎中では七ケ浜シニアに所属。仙台育英では3年春夏と甲子園に出場し、夏は準優勝。U―18日本代表にも選出され、W杯で準優勝した。2015年ドラフト1位でロッテ入団。176センチ、80キロ。右投左打。来季年俸は1600万円。
関連ニュース
・【選手データ】平沢大河のプロフィル、成績、年俸など
・【現役ドラフト】西武はロッテ・平沢大河を獲得 15年ドラフト1位の走攻守そろった内野手
・【現役ドラフト】巨人から畠世周が阪神へ「かけがえのない時間を過ごすことができました」
・【現役ドラフト】阪神からDeNAに移籍する浜地真澄「ファンのみなさまに支えていただいて今がある」
・【現役ドラフト】巨人が日本ハム・田中瑛斗を獲得 阿部監督「若くて将来性のある選手」