【ソフトバンク】4軍投手コーチにプロ未経験のフェリペ・ナテル氏 WBC予選ブラジル代表の招集辞退

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2024.12.12(木) 12:33

ソフトバンクの4軍投手コーチに就任した前ヤマハ投手兼任コーチのフェリペ・ナテル氏(右)(左は三笠杉彦GM)

 ソフトバンクは12日、前ヤマハ投手兼任コーチのフェリペ・ナテル氏が4軍投手コーチに就任すると発表した。「世界一を目指す球団の一員として戦えるチャンス、指導者として成長できるチャンスをいただいたことを、素直にうれしく思います」と胸を膨らませた。

 ブラジルから17歳で来日して社会人野球のヤマハに加入した35歳。母国語のポルトガル語のほか、スペイン語、日本語も流暢(りゅうちょう)で、中南米出身を含む若い投手とコミュニケーションを図る役割も期待される。「選手の人生にかかわる(仕事)。ソフトバンクの未来のエース、勝ちパターンになれるようお助けしたい」と抱負を述べた。

 現在でも「最後の大会で148キロ」をマークしたという直球が“武器”。しかしこれにより、今季公式戦で登板のなかったナテル氏は正式に現役引退となった。来年3月に行われる2026年WBCの予選ラウンド(米アリゾナ州)でのブラジル代表にも招集されていたが「代表の方で『投げてほしい』と言われましたが辞退させていただきました」と話した。

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