日本ハムの開幕4番は野村佑希 23年13発も今季は2発、斎藤雅樹氏「新庄監督なりのエールだと思う」

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2024.12.8(日) 12:20

日本ハム・野村佑希 (C)Kyodo News

◆ 「それだけの器、可能性を持っているということ」

 日本ハムのファンフェスティバルが11月30日にエスコンフィールドで行われ、野村佑希内野手(24)が来季の“開幕4番”に指名された。

 新庄剛志監督は同フェスのフィナーレで、2025年シーズンの開幕投手(金村尚真)、ホーム開幕投手(伊藤大海)、抑え投手(齋藤友貴哉と田中正義)を次々にサプライズ発表。そして開幕4番については「野村君で行きたいと思います!」と指名し、野村はファンの前で「4番の野村です。一度、指名してもらって結果を残していないので、来年は圧倒的な数字を残して日本一になります!」と力を込めた。

 エスコンフィールド開業の2023年にも開幕4番を託されたが、3打数無安打1打点に終わりチームは敗戦。それでも、同年は最終的に自身初の規定打席に到達し、打率.236、13本塁打、43打点、OPS.692をマークした。

 今季もスタメン5番で開幕を迎えたが、いきなり3試合連続無安打と出だしでつまづき4月中旬に登録抹消。その後も一軍と二軍を行ったり来たりのシーズンとなり、6年目は56試合の出場で打率.210、2本塁打、9打点、OPS.565と苦しんだ。この間、同い年の田宮裕涼や水谷瞬がブレークし、チームは貯金15の2位と大躍進。しかし野村は、エスコンで初開催となったクライマックス・シリーズでは蚊帳の外だった。

 12月2日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では新庄監督のサプライズ発表を取り上げ、解説者として出演した斎藤雅樹氏は「しっかりやれよ!という、新庄監督なりのエールだと思う」と考察。

 同じく解説者として主演した野村弘樹氏は「他に4番を打てる選手はいるわけですから、その中で新庄監督が彼を指名したということは、それだけの器、可能性を持っているということだと思います」と、和製大砲の進化に期待を寄せた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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