ロッテのドラフト２位・宮崎竜成内野手が４日、吉井理人監督の“指令通り”に明るいキャラ全開で早くも爪痕を残した。新入団選手発表会に出席。自身のアピールポイントに「明るさ」を掲げる２３歳は、抱負を語る場面で「将来的には『コアラのマーチ』や『パイの実』のような、たくさんの人に愛される人気のある選手になりたいです」と同社製品とかけて意気込み、場内の笑いを誘った。

　会見前には吉井監督から「思う存分にふざけていいぞ～」と言われたといい、“宮崎節”が止まらなかった。ユニホームの着心地を問われると、「感触は『雪見だいふく』のようなとろける感触で、縦縞は初めて着るので体が大きく見えていい」と笑顔。ファンへの一言を求められると、「キシリトールガムのように、さわやかなプレーを見せられるように頑張っていきます」とサラリと答えた。これには同席した玉塚オーナー代行も「早速お気づかいいただき、ありがとうございます。よく考えられたコメントで頼もしく思います」と満面の笑みを浮かべた。

　キャラ全開で会見を終えた宮崎は「ひと笑いがほしくて。少し笑いが起きたのでよかった」と、満足げ。本番前の指揮官からの気遣いについては「それで少し緊張がほぐれましたね。ありがたかったです」と、感謝を込めた。１７３センチと小柄だが、パワフルな打撃が魅力の内野手は「僕もセールスポイントは長打力だと思ってるので、そこはしっかりアピールしていきたい」と、最後はまじめに決意を込めた。

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