【ソフトバンク】小久保裕紀監督 モイネロの打球直撃は「ベルトの上」山川穂高は「ゾーンに入っている目」

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2024.10.27(日) 22:57

3回1死二、三塁、右犠飛を放った甲斐拓也(左)をタッチで迎える小久保裕紀監督(カメラ・中島 傑)

◆SMBC日本シリーズ2024第2戦 DeNA3―6ソフトバンク(27日・横浜)

 ソフトバンクが2018年の第3戦から続く日本シリーズ史上最長の連勝を「14」に更新した。先発のモイネロが6回2/3を3失点で勝利投手。5回に森敬の投手強襲打が腰付近を直撃し、そこから4連打で2点を失ったが、序盤の3イニングは無安打に封じた。打線は初回に山川が先制2ランを放つなど3安打3打点。4回までに6点を奪った。3点差で迎えた9回は第1戦で3失点を喫したオスナが3者凡退で締めた。

 以下は試合後の小久保裕紀監督の主な談話

(勝利監督インタビューで)

―敵地で連勝

「非常にプレッシャーのかかるベイスターズの応援のなか、本当によく連勝できたと思います」

―追い上げられたが、勝ちきった

「山川の先制2ランで非常にいい流れで試合を運ぶことができたけど、DeNAの中継ぎの奮闘で5回以降は一人もランナーが出せず、非常に苦しい展開でした。最後はヘルナンデスとオスナがしっかり3人ずつ切ってくれたので。最後は締まったゲームだったなと思います」

―モイネロが好投

「ピッチャーライナーが当たった時は少しひやっとしましたけど、幸いにもベルトの上だったみたいで、全く痛くなかったみたいです」

―序盤に大量得点

「6点入って、このゲームを逆転されると、このシリーズを左右すると思うので、本当に最後は逃げ切ることができてよかったです」

―連勝で福岡へ

「もう、あと2つ勝つということだけ。福岡にかえって、ホークスファンの中でいいプレーを見せたいです」

(試合後の取材で)

―うまく逃げ切った

「あっち(場内インタビュー)でも話しましたけど、6―0からの展開からひっくり返されたら、このシリーズの展開を左右する。モイネロは(7回2死の)桑原のところで尾形という選択肢もあったんけど、走者出ていなければ3人いかそうと。あの後、よく尾形、筒香のところ締めましたね。(牧の)ヒットはしょうがない、めちゃくちゃ難しいボールだった」

―4番の山川が打つと勢いが生まれる

「初回2ランは大きかったですよ。浮いてきた一球のね、その甘いボールを仕留めてね。その後も適時打。牧原もノーアウト満塁の最初の走者がでないとかえせないというところで、よく打って」

―山川は顔つきが変わった

「映像を見直してたらね、ゾーンに入っているような目をしていますよね。来年は開幕からシーズン(通して)やってもらいましょう」

―9回はオスナに託した

「昨日も言ったんですけど、2点リードから(直前に)3点入ると、なかなか難しい。今日は本当のセーブシチュエーションなんで」

―3回に牧原の適時打で二塁から生還した柳町ら、隙を見せない走塁も

「あれは普通のプレーです。あれでかえれなかったら、なかなか1軍じゃ厳しい。普通のプレーです」

―モイネロの打球直撃は

「本当にベルトの上やったみたいで。たぶん、あざにならないかもしれないですね。連打? 影響は関係なく若いカウントから狙われたという感じですね」

―6回もモイネロは続投

「もちろん杉山、尾形も十分に計算できる投手だけど、今年あれだけのイニングを投げてきて。ホークスの、カーターを入れたら3本、ある意味(有原と)2本柱なので。5、6回では普通にいけば代えないですね」

―モイネロは右打席でバント成功

「ねえ。右打席でバント、左打席で打ちにいって。シフト決められた中で、よく決めたなと思いますけど」

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