【日本ハム】新庄剛志監督、ドラフト会議で異例の続投表明 来季4年目、リーグV再挑戦へ

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2024.10.24(木) 17:47

抽選で福大大濠高の柴田獅子の交渉権を獲得した日本ハム・新庄剛志監督、右は小久保裕紀監督(カメラ・今成 良輔)

◆2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(24日)

 日本ハム・新庄剛志監督(52)が24日、ドラフト会議で、来季も続投することを発表した。今季が3年契約の3年目。自身の去就について明言を避けていたが、異例となるドラフト会議での続投発表となった。5球団の競合となった明大・宗山のくじを小村球団社長が外したが、福岡大大濠最速149キロで高校通算19本塁打二刀流・柴田獅子(れお)投手(18)を外れ1位のくじに登場し、ソフトバンクとの一騎打ちを制した。

 1位指名後に取材に応じた新庄監督は「テレビを見てこの子欲しいと思った。(くじの)相手はクライマックスで負けた小久保ホークス。この借りはなんとか返すと。したら勝った。将来性がめちゃくちゃある。バッティングのバットの軌道が大谷選手にそっくりで左中間にも大きいのが打てる。一緒にとにかくやりたいという気持ちはありますね」と話した。

 2006年に日本ハムで現役を引退してから、バリ島に移住するなど球界とは距離を置いていたが、19年11月には現役復帰へチャレンジすることを発表。20年12月の12球団合同トライアウトに日本ハムのユニホームで参加し、安打も放ったが、NPB球団からのオファーはなかったため、現役復帰を断念することになった。

 22年シーズンからは日本ハムの監督に就任。「ビッグボス」と自らの呼称を定めるなど、球界の前例や常識にとらわれない練習やオーダーなど次々に挑戦して大きな話題を集めた。22、23年は最下位に沈んだが、今季は貯金15の2位と躍進。積極起用してきた若手が次々と開花して、CS第1シリーズでもロッテを破ってソフトバンクとの最終シリーズにも進出した。

 ソフトバンクには3連敗で敗退したが、試合後には「成長度は12球団ナンバーワン。よく、僕のやり方についてきてもらった」と胸を張り、自身の去就に関しては「今後、僕がどうするかはドラフト会議が終わった時にしっかり答えを出しますので。ちょっと待っていてください」と話すにとどめていた。

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