【ロッテ】種市篤暉が悔やんだ痛恨の一球 「球が浮くことを頭に入れておけば…」

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2024.10.14(月) 20:07

種市篤暉

◆2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第3戦 日本ハム5―2ロッテ(14日・エスコンF)

 ロッテが2試合連続の逆転負けで、2年連続のCS最終ステージ進出を逃した。

 先発した種市篤暉投手は、7回111球の粘り強い投球で試合を作ったが、同点の7回に水野に勝ち越しの2点三塁打を許し、無念の敗戦投手となった。

 試合後、種市は自身の投球内容を「ある程度自分はコントロールできていましたし、強いボールも行っていたので、最後何とか抑えたかった」と振り返った。

 決勝点を許した7回は、四球と自身のバント処理ミスで無死一、二塁の大ピンチも、上川畑の送りバントが併殺となり、一度は脱出したかに見えた。しかし、続く田宮に2ストライクから粘られ四球を与え、2死一、二塁に。9番・水野に対しても2ストライクと追い込みながら、3球連続ボールでフルカウントとなり、最後は153キロの直球を右中間に運ばれた。

 水野に打たれたラストボールについて種市は「2ストライクに追い込んで決めにいきすぎたというか…。カウントを崩してしまう場面になってしまった。力んだときに球が浮いてくるというのをちゃんと頭に入れていれば、もう少しいいボールがいってたんじゃないかなと思う」と悔やんだ。

 レギュラーシーズンでも3試合で1勝2敗、防御率9・00と苦手だった日本ハムに、CSでも苦杯を喫した。2位に躍進した日本ハムの印象を「昨年と違ってすごい粘り強さも感じましたし、何より打線が強力になったなってイメージが僕の中であります」と語った右腕。「来年はやり返せるように頑張りたい」とリベンジを誓った。

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