オリックス・岸田新監督

◆ 「人望もあって、やっぱり人が集まるんです」

　4連覇を狙いながらも5位に沈んだオリックス。責任を取り退陣を表明した中嶋聡監督に代わり、来季から指揮を取ることになった岸田護新監督について、9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した坂口智隆氏は同じユニフォームを着てプレーしただけに「お世話になっていて、仲良くさせてもらってるんです」と間柄を披露。続けて「やっぱり男臭いと言いますか。でも人望もあって、やっぱり人が集まるんです。プレイヤーの時は、練習に取り組む姿勢だったりとかで人を引っ張っていけるような存在だと僕は思っていたので。兄貴的な感じの中にも厳しさもありますし、非常に楽しみだなと思います」と大きな期待を口にした。

　もう一人の解説者の平松政次氏はオリックスの監督では、初の投手出身とのことに「もうびっくりしましたよ」としながら「そういう意味でも、これはまた新しいオリックスの船出ですね」と祝福。そのうえで「私は現役時代からあんまり話したことないんですよ。でも坂口さんに聞いたら、静かながら闘志もあると男だと思いました」と期待した。

　オリックス一筋14年間で、2009年には10勝をマークするなど、通算433試合に登板。2019年に引退し、翌年からは主に2軍の投手コーチを務め、今年6月に1軍に配置転換された岸田新監督。ピッチャー目線で、再び王座奪還を目指していく。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』