西武は９日の楽天戦後、渡辺久信ＧＭ兼監督代行が１２月３１日付で退団すると発表した。

　試合後、会見した同ＧＭは「交流戦からチームを引き継いでなんとか浮上させたいと頑張ってきましたが、ＧＭとしてほとんどの選手に携わってきているということで、この責任は自分の中でしっかり受け止めてけじめをつける時だと球団に退団を申し入れました」と退団に至った経緯を説明。「ライオンズでは長いこと現役をやらせてもらって指導者、フロントとしてやらせてもらって成長させていただいた恩義のある球団ですし、このライオンズが好きですし、ライオンズはすごくいいチーム。西武という会社も非常にいい会社だと思っていますし、新体制に変わって変われる時だと思うし、そこに私がいるのもどうなのかとそういう思いで決断した」と語った。

　西口新監督には「彼はずっと生え抜きで引退してからもいろんな所で臨時コーチとして見てきて、指導者としてのスキルはだいぶ上がってきていますし、彼は勝負師だと思っています。思い切って采配を振るってほしいと思います」と期待を寄せた。

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