ロッテ・ソト「僕たちも良いチームで強いチーム」CSに向け「いいスイングを戻そうと思ってやっていました」

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2024.10.7(月) 14:29

タブレットで自身の打撃を確認するロッテ・ソト(撮影=岩下雄太)

 「自分としてもチームとしても浮き沈みのあった(レギュラー)シーズンですけど、そこには特に不満はなくて、いいシーズンだったと思います。目標としていることはこの先にあるので、その先に向けて自分たちができることをやっていきたいと思います」。

 リーグ2位の88打点、得点圏打率.321をマークしたロッテのネフタリ・ソトは、レギュラーシーズンを振り返りつつ、12日から始まるクライマックスシリーズファーストステージに向けてこのように語った。

 チームはCSファーストステージで対戦する2位・日本ハム戦、6勝18敗1分と大きく負け越し、ファーストステージの舞台となるエスコンフィールドでは3勝9敗だった。ソト自身は、日本ハム戦、打率.289、3本塁打、15打点、得点圏打率.375、エスコンフィールドでは打率.342、2本塁打、5打点、得点圏打率.444と打った。

 日本ハムの印象について「いいチームで2位で終えられたと思いますし、後半戦も調子が良さそうでした。強いチームではありますけど、僕たちも良いチームで強いチーム。きっといい試合になると思います」と語った。

 ファーストステージでもソトに求められるのが、ここぞの場面での一打。ソトは「プレーオフだからといって自分の持っている以上のことは出せない。しっかりとレギュラーシーズンでやってきたものを出していきたいと思います。得点圏で必ず1点を返せるように必要な場面で自分の仕事を行っていきたいと思います」と普段と変わらず、得点圏では自分にプレッシャーを与えず、相手投手がプレッシャーのかかる場面だと思って打席に入るつもりだ。

◆ タブレットで自身の打撃をチェック

 7日の自主練習では、「自分が良い時のスイングを見て今週末に向けていいスイングを戻そうと思ってやっていました」と、グラウンドで打撃練習を行い、スタッフにタブレットで打撃練習の様子を撮影してもらい映像をチェックする場面もあった。

 スイングの中でのチェックポイントについて「体がどうやって動いているのか、どういうスイングをしているのかというのを見ていました」と教えてくれた。

 マリーンズファンに向けては「本当に今年1年応援が助けになりました」と感謝。「ただこれからもっともっと皆さんの応援が必要になるので、エスコンフィールドをマリーンズファンの皆さんで埋めてもっと応援お願いします」とお願いした。エスコンフィールドで、マリーンズファンに勝利をプレゼントし、そしてソトの勝負強い打撃に期待したいところだ。

(ネフタリ・ソト選手通訳=千葉ロッテマリーンズ・阿久津英之通訳)

取材・文=岩下雄太

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