ソフトバンク・柳田悠岐 (C) Kyodo News

◆ 「一軍クラスのピッチャーに慣らしていきたいですよね」

　ソフトバンクがオリックスに完封勝ちを収めた。

　ソフトバンク先発のリバン・モイネロは、5回を63球被安打3奪三振4の無失点で先発の役目を果たすと、ブルペン陣もオリックス打線にホームを踏ませぬ力投を披露。打線はオリックスの若武者の山下舜平大に抑え込まれていたが、7回先頭の栗原陵矢に18号ソロが飛び出し先制に成功した。虎の子の1点を最後はロベルト・オスナが締め1－0の完封勝ちを飾った。

　30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』ではこの日一軍復帰した柳田悠岐に着目。解説として出演した笘篠賢治氏は「やっぱり大きいですよ。近藤（健介）が離脱していつ頃復帰できるのかまだわからない時期の中で、今度入れ替わってギータがねこうして戦力として戻ってきてくれたっていうのは、それは大きな存在ですよね」とし「今日2番ですよね。ちょっと目慣らしというか、一軍クラスのピッチャーに慣らしていきたいですよね」と実践感覚を取り戻してほしいと願った。

　もう一人の解説者の五十嵐亮太氏は「戻ってきてヒット出たっていうのがやっぱ彼にとっては大きいと思いますね。結果的にチームも勝ってますし、しっかり調整すれば クライマックスで大事なところで回ってくると思うので、そこに合わせていきたいんじゃないのかなと思います」とポストシーズンでの活躍を臨んでいた。

　復帰第一戦での初回初打席で安打を記録し、さすがの存在感を見せつけた柳田悠岐。ここからのエンジン全開となるのかも注目ポイントだ。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』