【楽天】CS出場に崖っぷち…今江監督「切り替えて明日の1戦に備えるしかない」9回のバントの意図も説明

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2024.9.30(月) 22:26

8回1死二塁、浅村栄斗の中前適時打で生還した小深田大翔を迎える今江敏晃監督 (カメラ・上村 尚平)

◆パ・リーグ楽天1―2ロッテ(30日・楽天モバイル)

 楽天が3位ロッテとの直接対決2連戦の初戦を落とし、CS出場の崖っぷちに立たされた。

 7回1死、先発の早川がポランコに先制ソロを浴びたが、8回1死二塁、浅村の中前適時打で追いついた。しかし9回2死二、三塁、則本が佐藤にあまりにも痛い勝ち越し打を許してしまった。

 逆転すべく臨んだ9回1死一塁、石原が送りバントを試みたが打球は無情にもフライとなりアウト。続く小郷も右飛で接戦を落とした。今江監督は「粘り強くは戦えましたけど、最終的に追い越されたことも含め、切り替えて明日の1戦に備えるしかない」と前を向いた。

 また指揮官は9回にバントを試みたことについて「ランナー出て簡単に連打も出ないし、今の彼(石原)の打撃の状態、打率も含めて、ダブルプレー(もありえたり)。最後は小郷に託すということで。なんとか送って欲しかった」と語った。

 一方で代打の可能性はなかったのか問われると「キャッチャーがいないので(スタメンマスクの太田は7回に代打を送られ交代、安田はDHで出場)。もし同点に追いついたら安田のDHを外すという…いろんな選択肢の中であそこはバントでもいける(と思った)。絶対に打たないといけない場面だったら代打も考えましたけど」と明かした。

 チームは10月1日のロッテ戦(楽天モバイル)で引き分けか敗れた場合CS出場が消滅する。

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