【オリックス】T―岡田、安達了一のチーム野手最年長36歳コンビが有終の美 引退試合でともに快音

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2024.9.24(火) 21:25

胴上げされるTー岡田(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ オリックス2―9西武(24日・京セラドーム大阪)

 今季限りで現役を引退するT―岡田外野手、安達了一内野手のチーム野手最長の36歳コンビが有終の美を飾った。

 T―岡田は5点ビハインドの5回2死一、三塁で代打起用されて中飛に倒れたが、7回2死で迎えた2打席目に奮起。好投手・今井の外角直球を捉え、右前にはじき返した。今季初のHランプで通算1193本目の安打となった。7点を追う9回も2死一塁で打席が回り、1ボール1ストライクから右翼ポール際へ特大ファウル。球場全体から大歓声がわき起こったがスタンドインとはならず、最後は空振り三振に倒れた。

 安達は6回1死で代打出場。好捕に阻まれる中飛に倒れたが、8回先頭では遊撃内野安打を放った。これが通算906本目の安打となった。

 同じくユニホームを脱ぐ小田も6回2死三塁で三塁走者の代走として出場。涙を浮かべながらグラウンドに立ち、最後の雄姿を見せた。

 昨季までリーグ3連覇を果たしたチームは5位に沈み、今シーズンの本拠地最終戦も白星で飾れなかった。頼れる“アニキ”たちの思いを継ぎ、来季巻き返せるか。

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