今季１軍登板がなかった楽天の田中将大投手が、２８日のオリックス戦（楽天モバイル）に先発することが２２日、決定した。今江敏晃監督がソフトバンク戦（みずほペイペイＤ）の試合前に明らかにした。

　田中は昨年１０月に右肘をクリーニング手術。今年のキャンプは１軍でスタートも、上半身のコンディション不良を理由に３月以降はファームでの調整が続いていた。８月７日のファーム練習試合・富士大戦（森林どり泉）で実戦復帰。５試合目の登板だった１３日のイースタン・日本ハム戦（同）では、今江監督らが視察する中で７回を投げ、７安打３失点だった。

　今江監督は「ピッチャーが逼迫（ひっぱく）しているのもあるが、彼の存在はチームへの影響力が非常に大きい。今のチーム状況も、なにか彼のパワーでいければとも思う」と、ＣＳ進出への切り札としてレジェンドの神通力に期待。視察時の印象から「今までとは違うスタイルにはなってくるだろう。やっぱり投球術というところが優れている。今までみたいな強い球というのは、けがもあったりして投げられていないかもしれないが、それでも抑えてくれそうだなというふうに見えた」と語った。

　田中の１軍登板は昨年１０月２日のソフトバンク戦（ペイペイＤ）以来。あと３勝に迫っている日米通算２００勝は、日程的にも今季の達成は厳しい状況だが、チームのポストシーズン進出が実現すれば、大きな戦力になりそうだ。

関連ニュース

・【写真】里田まいと腕絡ませたラブラブショット
・【写真】里田まい、田中将大との夫婦ショット披露に「ラブラブ理想の夫婦」「かわいい」
・元楽天選手「自己破産しました」…地獄生活に美人妻号泣
・【写真】リン・シャンのプロ根性に驚き！ユニホームはキッズサイズ
・カード初戦でエースの役割を全う！大黒柱の自覚芽生えた４年目左腕