75イニングタイムリーなし…得点力不足に苦しむオリックス打線に五十嵐氏「以前の中嶋監督は相手投手に合わせて打線を組み替えて上手くいっていた」

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2024.9.21(土) 09:10

オリックス・中嶋監督 (C)Kyodo News

◆ 「選手1人1人の力にかけるしかない」

 オリックスが0-4で敗戦。今季23度目の完封負けとなった。

 先発の田嶋大樹は2回、周東佑京に適時二塁打を打たれ、先制を許す。3回には今宮健太に一発を浴び、2点差に。それでも田嶋は7回を投げ抜き2失点と試合を作った。一方、打線は相手先発の有原航平に苦しめられる。初回に一死一、三塁の状況を作るも、無得点。有原に対して、得点圏にランナーを進めたのはこの初回のみで、8回2安打無失点に抑え込まれる。それでも9回でヘルナンデスに交代、連続安打で好機を作ったもののそこまで。これでオリックスは75イニングタイムリーがないこととなった。

 20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』ではオリックス打線に注目。75イニングタイムリーがないオリックス打線に対して、解説者の笘篠賢治氏は「オリックスの攻撃はつなぎ野球。森も離脱して一発攻勢の形が取れないだけに、こういうときに頑張ってもらいたいのは頓宮。今年不調だったんですけど」と頓宮裕真の名前を挙げた。なお、頓宮が2軍にいることが伝えられると「森も頓宮もいないとなるとなおさらですね」とコメントした。

 もう1人の解説者である五十嵐亮太氏は「以前の中嶋監督はこういった苦しい状況でも相手投手に合わせて打線を組み替えて上手くいっていた。それができなくなってしまっていると考えると、選手1人1人の力にかけるしかない。こういった悔しい思いはどうにか次にぶつけて結果を残してもらいたい」とコメントした。

 
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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