【西武】球団52年ぶりの屈辱記録を阻止 3連勝に「形ができてきた」と渡辺久信監督代行

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2024.9.18(水) 22:14

渡辺久信監督代行

◆パ・リーグ 西武3―1オリックス(18日・ベルーナドーム)

 西武が投打のかみ合った試合運びで今季4度目の3連勝。今季オリックス戦の成績は12勝12敗の五分となり、西鉄時代の1972年以来、球団では52年ぶりの「パ・リーグ全球団に負け越し」の屈辱的記録をひとまず回避。24日のカード最終戦で勝ち越しを狙う。

 先発の隅田知一郎投手は、初回に1点を失ったものの、2回以降は危なげない投球で、8回4安打無四球11奪三振で9勝目。昨年はあと1つ届かなかった初の2ケタ勝利に王手をかけた。

 打線は同点の2回に滝沢夏央内野手が勝ち越しの三塁打。8回には外崎修汰内野手の適時打で貴重な追加点をあげた。

 試合後、渡辺久信監督代行は「隅田はスキのない投球だった。捕手の古賀も打者の狙いをうまく外していた」と、同期入団のバッテリーを絶賛。「先発投手が試合を作って、打線がコツコツ得点する形ができてきた」と、満足そうに白星を振り返った。

 今季初の4連勝をかけ、21日にはロッテと対戦する。指揮官は「ロッテにはあれだけ負けている(4勝17敗)ので、残り全部勝つつもりでやる。向こうはCS争いのプレッシャーもかかってる。ウチは空気読めないチームだってところを見せたい」と、高らかに勝利を宣言した。

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