◆パ・リーグ　西武３―１オリックス（１８日・ベルーナドーム）

　オリックスは今季２度目の７連敗を喫し、４年ぶりとなるシーズン負け越しが確定した。森、若月らを負傷やアクシデントで欠き、大里、内藤、福永、渡部と入団３年目以内の４選手をスタメン起用。しかし得点は初回、太田の犠飛による１点にとどまった。試合後の中嶋聡監督は「ただ単に（試合を）こなしているだけでは、経験と言えるのかというのも本当に疑問ですし…」と厳しい表情。「ただ（試合に）出せばいいのか、というのも疑問になりますし」と付け加えた。

　この日のベンチには実績と一発長打のある頓宮、セデーニョが控えていたが、打線は７連敗中に計９得点と寂しい数字。「若い選手を使ってこういう結果になった時に、それだけじゃダメなんだと。バランスって大事だと思いますし、そこのバランスをしっかり取れなかった」と責任を背負い「出られていない選手も本当にどう思っているのか。若い選手もそれなりに『行かなきゃいけない』と思う部分も大事でしょうし」と発奮も促した。

　残り１１試合でＣＳ圏内に８ゲーム差は絶望的。選手と同様に、指揮官も苦しんでいる。

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