佐々木朗希、プロ初の危険球退場「申し訳なかった」 チームはV完全消滅

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2024.9.16(月) 05:45

7回、野村大(右下)に頭部死球を与え、危険球退場となった佐々木(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武7―1ロッテ(15日・ベルーナドーム)

 ロッテ・佐々木が自身初の危険球退場で、自己最多タイ9勝目はお預けとなった。レンジャーズのクリス・ヤングGM(45)やパドレスのプレラーGM(47)らメジャー6球団が見守った一戦の7回先頭。野村大への3球目、すっぽ抜けた139キロのフォークが頭部を直撃し、乾いた音が鳴り響いた。吉井監督が球審に抗議するも判定は覆らず退場処分に。6回0/3で5安打2死球4失点、4奪三振で5敗目を喫した右腕は「申し訳なかったと思います」と唇をかんだ。

 ベルーナDは昨年9月17日の西武戦以来、自身2度目。昨年の初登板時は「軸足と着地する足の砂が違った」と、3回4安打3四死球で3失点と苦しんだ。この日も直球は最速が158キロ止まりで制球も乱れがちだったが「比較的、違和感なくはやれた」。V逸が決まり吉井監督は「しょうがないです。みんな一生懸命やってくれた。CS争いがあるので執念を燃やしていきたい」と前を向いた。(竹内 夏紀)

 ▽M危険球退場 ロッテの佐々木朗希投手(22)が15日の西武戦(ベルーナD)の7回、野村大への頭部死球で危険球による退場処分を受けた。今季両リーグ6人目。パでは5人目。

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