【ロッテ】佐々木朗希がまさかの危険球退場 自己最多タイ9勝目はお預け

スポーツ報知

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2024.9.15(日) 20:20

3回1死一、三塁、西川愛也に勝ち越し二塁打を打たれた佐々木朗希(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武―ロッテ(15日・ベルーナドーム)

 ロッテの佐々木朗希投手が7回先頭・野村大に投じた139キロのフォークが頭部への死球となり、球審の長井から危険球退場が宣告された。自己最多タイの9勝目はお預けとなった。

 同球場は昨年9月17日の西武戦以来、自身2度目で「しっかりとアジャストして投げたい」と、マウンドに上がった。だが、1―1で迎えた3回には連係ミスで先頭を一塁内野安打で出塁させると、三失で1死一、三塁。3番・西川に外角低め157キロを逆方向にはじき返され、左翼線適時二塁打を許し、続く佐藤龍の二ゴロが野選となり、2点差。マウンド上で思わず視線を落とした。

 前日(14日)には、実際にマウンドに立ち、傾斜などの感触を改めて確認した。昨年の初登板時は、プレート周辺にメジャー仕様の硬い粘土質の土を使用したマウンドに苦戦。ステップ幅の大きい佐々木の踏み込む右足が着地が想定されていた部分を越え、「軸足と着地する足の砂が違った」と、初回からバランスを崩すシーンなどがあった。2回以降はステップ幅を狭めるなど対応し、3回4安打3四死球の3失点で降板していた。

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