楽天の守護神「勝ちゃええんやろの気持ちで」パ最速30S 100勝以上では江夏らに続き6人目
スポーツ報知
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2024.9.15(日) 06:00
◆パ・リーグ 楽天7―5日本ハム(14日・楽天モバイル)
雄たけびを上げた。9回2死一、三塁、フルカウント。楽天・則本がフォークで日本ハム・水谷を空振り三振に斬った。パドレスに移籍した松井裕樹の後釜として今季クローザーに転向し、リーグ最速で30セーブに到達した。「(セーブの)機会を回してくれるみんなのおかげ。30セーブ到達できたことはよかったかなと思います。でも、失敗も2つ。反省すべき点もある」と振り返った。
通算100勝以上で、シーズン30セーブを挙げたのは江夏豊(日本ハム)、上原浩治(巨人)らに次ぎ6人目。30セーブを一つの区切りとしていた守護神は「松井裕樹が抑え1年目で33セーブを挙げているのでそこはいきたい。まずは次の31セーブを目標にしたい」と力を込めた。
開幕前には17年WBCの侍ジャパンでコーチ・選手の間柄だった元横浜監督の権藤博さんから、「かっこ悪くても抑えれば抑えはそれが正解だから」と助言も受けた。「勝ちゃええんやろ、の気持ちで頑張ります」。投手主将が逆転CS出場に向け突っ走る。(太田 和樹)
記録メモ 則本(楽)が自身初の30セーブ。通算117勝をマークしているが、通算100勝以上でシーズン30セーブ以上を記録したのは、通算206勝、日本ハム時代の83年に34セーブの江夏豊、128勝、82年30セーブの斉藤明夫(大洋)、106勝、88年37セーブの郭源治(中)、112勝、07年32セーブの上原浩治(巨)、161勝、西武時代の12年30セーブの涌井(中)に次いで6人目。則本のように100勝達成後にシーズン30セーブ以上は、江夏、上原に次いで則本が3人目だ。
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