【日本ハム】「谷口きゅんBALLPARK発」人生初のコーチ経験「貪欲」に優勝目指して頑張ります

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2024.9.14(土) 06:30

ファイターズジュニアの選手と記念写真を撮る谷口さん(後列左から2人目、本人提供)

 12月26日から開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント2024 第20回記念大会」に向け、8日からファイターズジュニアの活動が本格始動しました。今回、私はコーチとしてベンチ入りします。試合中のサインも出しますし、ノックも打つ。打撃も守備も担当する人生初のコーチ経験です。もしかしたら、選手より緊張するかも?(笑い)

 400名以上の募集からえりすぐりの精鋭16人が選ばれました。11年以来の優勝を目指す今年。8日の初日の練習で選手たちはすごく緊張していました。北海道の代表として、ファイターズのユニフォームを着て戦う自覚を持って頑張ってほしいです。プロの球場でのプレーをする機会もなかなかないですし、野球の本質である「楽しむ」部分を肌で感じながら成長につなげてほしいです。

 監督は僕と一緒にプレーしていた吉田侑樹さんが務めます。現役時代はたくさん後ろを守りました。しっかり支えて監督を胴上げしたいと思います! 少年時代を振り返ると、昔からすごく考えながら野球をやっていたなと思います。打つ投げる走る、常に1番がよかった。今回コーチとして、何でもこちらから提供するのではなく「こういう選手になりたい。そのためにはどうしたらいいか」を選手自身にまず考えてもらえるように、一緒に前に進みたいなと思い描いてます。

 「貪欲さ」がキーワードになると思います。今年の夏、球団OBの田中賢介さんがファイターズアカデミーの選手たちに伝えていたのが「欲」の話でした。漠然と「練習しなきゃいけない」ではなく、うまくなりたい、ヒットを打ちたいと思うから練習する。欲を持てば野球に対する取り組みや考えが変わってくる。皆には“欲まみれ”であってほしいです。

 実は日本ハムの松浦慶斗選手や巨人の若林楽人選手、中日の砂田毅樹選手、川越誠司選手、阪神の門別啓人選手らもファイターズジュニア出身。浅間大基選手、五十幡亮汰選手はヤクルトジュニア、田宮裕涼選手はロッテジュニア出身です。元ジュニアの選手がプロの舞台にいるのは目標になりますよね。大会まで4か月。皆が夢に近付けるようにサポートしていきます。(谷口 雄也)

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