【ロッテ】15年のサイ・ヤング賞左腕カイケル、来日初勝利の権利を得て降板…5回3安打1失点の好投

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2024.9.5(木) 19:49

ダラス・カイケルは5回を投げ3安打1失点の好投を見せた (カメラ・越川 亘)

◆パ・リーグ ロッテ―楽天(5日・ZOZO)

 ロッテの新助っ人で15年のサイ・ヤング賞左腕のダラス・カイケル投手が、5回3安打1失点の好投を見せ、来日初勝利の権利を得て降板した。

 中5日が基本の左腕は、試合日程の都合で今季初めて中6日でマウンドに上がった。初回は自慢のツーシームで2者連続空振り三振に仕留めると、3番・辰己に四球を与えたが、無失点で上々の立ち上がり。1点リードの3回には1死満塁のピンチを招くと、二ゴロの間に同点の生還を許したが、最少失点で切り抜けた。

 打線は2回に友杉の左前適時打で先制すると、同点の3回にはソトがチーム10試合ぶりとなる勝ち越し2ランを放ち、3―1に。2点リードの6回からは2番手・横山がマウンドに上がった。

 カイケルは今年7月末に入団が発表され、8月17日のソフトバンク戦(みずほペイペイD)で5回3安打2失点でNPBデビュー。来日3度目となった前回登板の西武戦(同29日)は本拠地デビューで、来日後初の屋外球場。マリン独特の風などに苦しみ、5回6安打2失点で初黒星を喫していた。ここまでは3度先発しているが、味方の援護が3戦で計2点にとどまり、いまだに勝利を手にできていなかった。

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