【楽天】鈴木大地なら開幕時の気持ちで「もう一回やるぞ!」と言ってくれるはず…戦いぶりを毎月解析「マンスリー銀次」
スポーツ報知
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2024.9.5(木) 09:13
8月は11勝12敗1分けの4位で終えました。目を引く活躍をしたのは中島。2日の西武戦(ベルーナD)でプロ初本塁打を放ちました。しかも今井から。バッティングだけでなく足も速いし、守備も上々。まだまだですが、まずまずの1軍レベルになってきているのかなと思います。ただ、右肩痛で25日に登録抹消。学生時代からの癖のようですが、けがは野球選手につきもの。乗り越えていかないといけません。
阿部も月間5本塁打を放つなど好調です。練習の虫ですが、自主トレからずっと一緒に練習してきた浅村の存在も大きいのではないでしょうか。試合前には浅村と共にロングティーをしており、打撃を横や後ろから見て話を聞いたり技術を盗んで、いいイメージができて打席に入っているのだと感じます。
早川は20日のソフトバンク戦(楽天モバイル)で6回を7安打無失点に抑えて9勝目を挙げ、球団左腕投手としては初の2ケタ勝利が見えてきました。ストライクが取れるし、真っすぐが良くなったためフォーク、カットボールが生きていると思います。活躍の裏にいるのは捕手の太田。良い配球をしてくれてるからこそ、勝ちにつながっているのかなと思います。
9月以降の戦いですが、まずは2・5差で追いかける3位・ロッテとの4連戦(5~8日・ZOZO)がカギになってくると思います。私自身もCSに出場したことがありますが、CSに行くには、目の前の試合をしっかり取りにいくことが大事です。送りバントやエンドランなど作戦面を一発で決めること。バッターなら打ちにいく、振りにいく勇気を持って打席に入ることも大切です。
100試合以上やって慣れが出てくるわけではありませんが、開幕の時のように気持ちを戻して「もう一回やるぞ!」と、みんなで言い合うことも大事なのではないでしょうか。(鈴木)大地ならたぶん言ってくれると思います。野球は最後のアウトを取るまで何が起こるか分からない。最後は気持ちの勝負です。(アンバサダー)
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