【オリックス】逆転負けで連勝は4でストップ CS圏内の3位・ロッテと6差拡大

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2024.9.3(火) 05:00

ベンチで険しい表情の中嶋監督(左、カメラ・竹松 明季)

◆パ・リーグ 楽天5―2オリックス(2日・楽天モバイル)

 難局を切り抜けるには、少し荷が重かった。「自分の守備のミスで招いた失点でもあったので…」。オリックスの連勝は4で止まり、CS圏内の3位・ロッテと6差に拡大。先発・高島は2敗目を喫し、同時に5回の失点シーンと向き合った。

 小郷に同点打を浴び、1死一、三塁で小深田がセーフティースクイズ。一塁側に転がった打球をめぐり、捕手の森と交錯した。「森さんは(アウト)1個取って、というプレー。そこを自分が出すぎてしまった」。一塁にすら投げられず、勝ち越しを許す。さらに1死一、二塁で辰己には右越えの2点三塁打。流れも、5連勝のチャンスも手放した。

 8月8日の西武戦(京セラD)でプロ初勝利へ導いてくれた女房役。降板後に謝罪し「すまんな…」と逆にフォローされた。楽天モバイルでの連勝も6でストップし、中嶋監督も「ベースカバーの遅れ、さばけるゴロもあった。そのへんが改善点かな」と要望した。先発要員としてメドを立て始めていた新人右腕。大逆転CSへ、必要な戦力であることに変わりはない。(長田 亨)

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