【西武】元山飛優が逆転サヨナラ二塁打「侑司さんのためにも勝ちたかった」

スポーツ報知

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2024.9.1(日) 22:44

9回2死満塁、サヨナラ二塁打を放った元山飛優(左)(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武6x―5日本ハム(1日・ベルーナドーム)

 大ベテランの姿に気持ちを奮い立たせた。2点を追う9回2死満塁。次打者席で栗山が押し出し四球を選んだのを見つめた西武・元山は「鳥肌が立ちました。(四球を)ムダにしたらアカン」。池田の投じた真ん中速球をフルスイング。打球は右中間を破る逆転のサヨナラ二塁打になった。「抜けた瞬間、ウソやろと」。ウオーターシャワーを笑顔で浴びた。6月1日の巨人戦(ベルーナドーム)以来となるサヨナラ打に渡辺監督代行は「大ヒーローでしたね」とたたえた。

 試合前の朝。「打てよ」とラインが届いた。現役引退を表明した金子侑からだった。ヤクルトから移籍1年目で付き合いは浅いが、遠征先でも食事に誘ってくれるなど目をかけてくれたという。金子侑の激励も効いてか、この日は4安打の活躍。「面倒見てもらったおかげでチームに入りやすかったですし、本当に感謝しています。ちょっとだけ恩返しができました」。この日の試合後、郷ひろみのスペシャルライブが行われた。元山にとっても「ア・チ・チ」な夜になった。

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