オリックス・中嶋監督 (C)Kyodo News

● 楽天 2 － 6 オリックス ○
＜21回戦・楽天モバイル＞

　オリックスは逆転勝ちで4連勝。借金を「6」に減らし、ソフトバンクに敗れた3位・ロッテとのゲーム差は5.5に縮まった。

　オリックス打線は楽天先発・古謝に対し、チャンスは作るものの5回まで無得点。それでも0－2で迎えた6回、楽天2番手・渡辺翔に対し、先頭の4番・森、5番・西川、6番・頓宮の3連打で同点に追いついた。なおも二死二塁で9番・若月が左前適時打を放ち3－2と逆転。6回だけで4安打を集中した。

　1点リードの9回は森の左越え2点適時打三塁打、続く西川の左前適時打で3点を追加。西川は2試合連続で4安打をマークした。

　先発のエスピノーザは6四球を与えるなど制球に苦しみ、来日最短となる4回0/3（2失点）で降板。それでも、5回は無死一、二塁でリリーフした2番手・鈴木が見事な火消しを見せ2点ビハインドを保った。

　1点リードに変わった6回以降は、吉田、山田、古田島、マチャドが無失点リレー。白星は2番手の鈴木につき、昨年12月の現役ドラフトで中日から加わった右腕は、これが移籍後初白星となった。