【日本ハム】三塁定着の郡司裕也が今季116戦目で初マスク「インスタ開いたら…」意外?な反響も

スポーツ報知

  • ニュース

2024.8.29(木) 05:00

9回から今季初マスクを被る郡司裕也  (カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ 日本ハム5―9楽天(28日・エスコンフィールド)

 三塁手として出場機会を増やしていた日本ハム・郡司裕也捕手(26)が、今季チーム116試合目にして初めて本職のキャッチャーのポジションについた。

 4点を追う8回に伏見の代打で登場。二ゴロに倒れたが直後の守りからマスクをかぶった。中日から移籍2年目の今季は春季キャンプから初めて三塁に挑戦。持ち前の打力を生かしてチャンスをつかみ取り、ここまで三塁手として91試合に出場していた。

 新庄監督は今後を見据えての起用と説明し「郡司くん(前より動き)良くなってません? 山田コーチも『郡司くんのリードはいい』と言っている。面白いかなって」と高く評価した。

 郡司の試合後の一問一答は以下の通り。

―久しぶりに捕手で出場して

「緊張しました、だいぶ。5か月ぶりですか…。楽しかったですけど、その前に代打で行った時も守備のことで頭がいっぱいで。(打席での結果が)ちょっと良くなかったですね…」

―代打で行く前から守備につくことは言われていた

「言われてました。なのでその時から守備のことで頭がいっぱいで、完全に上の空でした。(打てなくて)申し訳ないです」

―新庄監督も褒めていた

「褒めていただいてましたか? 緊張がバレないように、冷静な顔は作ってましたけど。緊張してました」

―それ以上にエスコンの観客が「捕手・郡司」のコールに喜んでいた

「そうですよね(笑い)キャッチャーに向かう時にすごい沸いたので。(試合後)ちょっとインスタ開いたらDM(ダイレクトメッセージ)で『見れてよかったです』みたいなのがめっちゃ来てて。意外と楽しみにしてる人いるんだなって」

―本職だからファンもうれしいのかも

「本職…本職どっちですかね僕(笑い)ちょっと今わかんないですけど」

―新庄監督はサードに移ったことで捕手としての送球も良くなったのではと

「スローイング、確かによくなったと思います。サードで足を使って送球していたので、キャッチャーでの送球も良くなってると思います」

―監督はこれからも捕手起用があると

「今(伏見)寅威さんと(田宮)裕涼しかいないので『何かあればいけるぞ』ってとこは見せられたかなと。(延長12回で引き分けた)昨日みたいな試合展開もあると思うので『いけるぞ』というところは見せられたかなとは思います」

―結果的に無失点でしのいだ。自身のリードの評価は

「いきなりツーベース打たれて『これは大量失点あるか…』と思ったんですけど、何とか0に抑えられた。練習してない割には落ち着けてやれたかなと思います。昔の感覚は消えてませんでした」

―これからは捕手の練習も多めにやっていくか

「いや、そんな余裕は…。サードでノックを受けるほうが先決かなと思います。(今は)サードの守備の向上のほうが大事なので。今日みたいに試合に出ないとかいう日があれば、ブルペンに入ったりはあるかもしれないですけど、基本はサードでたくさんノックを受けます」

関連ニュース

【日本ハム】新庄監督が拙守に苦言「しっかりプロだったら…。あそこからの3点」一問一答
【日本ハム】計9失点で楽天戦6連勝ならず レイエスの15&16号は空砲に…
【日本ハム】郡司裕也が今季初めて“本職”の捕手へ 8回に代打登場から直後にマスクかぶる
【日本ハム】清宮幸太郎が反撃の9号ソロ 山崎福也5失点も、右翼2階席への特大弾で打線着火
【日本ハム】宮西尚生が連盟表彰 NPB史上初の400ホールド達成 今季はいまだ防御率0点台

記事提供:

スポーツ報知