京都出身の日本ハム・北山亘基投手（２５）が「先輩」の快挙を励みに、２４日のソフトバンク戦（エスコン）で１軍復帰後初勝利を狙う。２３日に甲子園で京都国際高が初優勝。同校の小牧監督は京都成章ＯＢ、プロ入り時も祝福してもらった間柄で「高校の先輩、すごく身近な方だった。（優勝に）すごく元気をもらったし、僕も負けてられないなって気持ちになったので頑張りたい」と背筋を伸ばした。

　左足の疲労骨折から２か月ぶりに復帰した１６日のオリックス戦は５回２／３で２安打１失点（自責０）と力投。「前回に続いて１軍で登板させてもらえる。そこに感謝して、準備はできているのでやってきたことを出せるように」とマウンドに向かう。前回タカ打線と対決した５月６日は２被弾含む７安打６失点で４回持たずＫＯ。５勝目に向けて「全員すごい打者。どこを取ってもいいチームなのでしっかり自分の球を投げていきたい」とリベンジを誓った。（堀内　啓太）

　〇…日本ハムは、パリ五輪の柔道男子６０キロ級銅メダルと混合団体銀メダルを獲得した永山竜樹（２８）が２７日の楽天戦（エスコン）で、ファーストピッチセレモニーを務めると発表した。美唄市出身の永山は球団を通じ「子どもの頃からプロ野球で始球式をするのが夢だったのでとても楽しみです！　北海道出身ということもあり、エスコンで投げられることをうれしく思います！　一球入魂で挑ませていただきます！」とコメントした。

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