【日本ハム】朗希撃ち“清宮神話”21戦不敗でも…新庄監督まだホメず?「あんまり興味ない(笑い)」
スポーツ報知
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2024.8.23(金) 05:30
◆パ・リーグ ロッテ3―4日本ハム(22日・ZOZOマリン)
高めの直球にも力負けしなかった。日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)は、ロッテ・佐々木の157キロを逆方向へ打ち返した。同点の5回無死一塁、決勝の左中間適時二塁打。「チャンスは少ないと思っていた。一発で捉えられたのが良かった」。3安打2打点と佐々木を完全攻略。交流戦後、清宮がスタメン出場して安打を放った試合は18勝3分けと負けなしで、特に4番清宮が安打を放つと6戦6勝。“清宮神話”が怪物をのみこんだ。
積極果敢に攻めた。「意識したわけではないですけど、打てる球はいくっていうところで」。2回には1ボールから157キロを右中間二塁打とし、続くレイエスの右前適時打で生還。3回1死一、二塁では、同じく1ボールから今度は141キロのフォークを同点の右前適時打。3本目の決勝打は初球と、全てファーストストライクを捉え、得点につなげた。
新庄監督が仕込んできた小技も効いた。3回には先頭の水谷が四球で出塁すると、偽装バントで単独スチール。二塁を陥れ、マウンド上の佐々木にプレッシャーを与えた。5回には先頭の浅間が、自身の判断でドラッグバントを二塁前に転がし内野安打。指揮官も「あれでかかったね。あれは浅間くんの頭脳」とうなずいた。
ゲーム差なしで迎えた3連戦に3連勝。3ゲーム差と“2位固め”に入ってきた。清宮を褒めない姿勢を貫く新庄監督は、“清宮神話”にも「あんまり興味ない(笑い)。まあ、4番にしたのは僕ですけど」。第1打席後の走塁で、左膝に違和感が出たことを明かし「代えようかっていうところまでいったけど、本人が大丈夫と。けがの功名」と笑った。未完と言われ続けた大砲が、エスコンでのCS開催へさらにギアを上げていく。(山口 泰史)
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