「ブーストをかけてやっていく」楽天・左の勝ち頭が球団初の大台に王手「則本さんにずっと言われて…」
スポーツ報知
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2024.8.21(水) 06:15
◆パ・リーグ 楽天3―0ソフトバンク(20日・楽天モバイル)
普段は淡々とボールを投げ込む楽天・早川が、感情をむき出しにした。3回2死満塁。山川をフォークで空振り三振に仕留めると、グラブを思いっきりたたき、吠(ほ)えた。「対策はない。気持ちでぶち当たるだけ」。6回7安打無四球無失点でチームトップ、そして自己新人時代に並ぶ9勝目。お立ち台で「まだまだ自分たちは上位を狙える。これからもブーストをかけてやっていければ」と満員御礼となった2万5872人の前で力を込めた。
球団初の快挙に挑む。球団の左腕ではこれまで11年塩見、19年辛島、そして21年の早川の9勝がトップ。2ケタ勝利なら初の大台となる。背番号21は「達成できればいいけどあくまでも通過点」と冷静になりつつも「則本さんにはずっと15勝、15勝と言われている。目指すところは高くやっていければ」と力を込めた。
今江監督は「年間を通してある程度安定した成績を残してから。まだエースではない。今はチームを代表する投手」とエースという言葉は使わず厳しかったが「要所で無失点に抑えた。非常に価値のある9勝目だと思います」と絶賛した。(太田 和樹)
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