【ソフトバンク】松本晴プロ初勝利で70勝両リーグ一番乗り 9カード連続勝ち越し 対ロッテ勝ち越し確定

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2024.8.18(日) 16:04

松本晴

◆パ・リーグ ソフトバンク2―1ロッテ(18日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが両リーグ70勝一番乗りを果たし、9カード連続の勝ち越しを決めた。貯金を今季最多タイの35に戻し、3年連続のシーズン勝率5割以上が確定。対ロッテの勝敗は13勝7敗1分けとなり、2年ぶりの勝ち越しとなった。

 2年目左腕の松本晴がプロ初勝利をマークした。プロ2度目かつ今季初の先発マウンドで躍動し、5回2安打無失点。最速149キロの直球を軸に凡打の山を築き、佐藤は2打席連続、変化球で空振り三振に仕留めた。「相手に先制点を与えないという気持ちでした。投手有利のカウントで投球するというテーマを持ってマウンドに上がりました。自分らしい投球ができたと思います」と納得の5イニングだった。

 援護点は5回。1死から牧原大が種市の初球、高めに浮いたフォークを右翼テラス席に運ぶ1号ソロで先制した。17日の同カードで失策が決勝点につながっただけに、ベンチでのハイタッチも笑顔なし。「ひと振りで仕留めることができ、欲しかった先制のホームランといい形になって良かったです」と振り返った。

 7回も1死三塁から甲斐が、カウント2―2から外角低めスライダーにバットを放り投げてミートさせる離れ業で左前適時打。追加点を叩き出した。

 小久保監督ら首脳陣が終盤戦のひとつのヤマ場と見なしていた楽天、西武、ロッテ戦と続いた9連戦は、オール2勝1敗×3カードの6勝3敗でフィニッシュした。

 この日、2位・日本ハムが敗れたため、優勝へのマジックナンバーは23となった。

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