◆イースタン・リーグ　ＤｅＮＡ―楽天（１３日・横須賀スタジアム）

　楽天・田中将大投手が１３日、イースタン・ＤｅＮＡ戦（横須賀）に先発し、打者１０人を相手に、２回１／３、４４球を投げて、１安打無失点で降板した。直球の最速は１４２キロだった。

　１回２安打２失点だった７日のファーム練習試合・富士大戦（森林どり泉）から中５日のマウンド。初回、先頭の度会に四球、フォードに右中間二塁打を許して無死二、三塁のピンチを背負った。続く伊藤から空振り三振を奪って迎えたのは筒香。カウント１―２から１３９キロの直球で遊飛に打ち取った。大田も二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。

　２回は先頭の上甲に四球も、後続を断った。３回、先頭の度会を投ゴロに打ち取って、当初の目安としていた球数に達したため、降板した。

　田中は昨年１０月に右肘をクリーニング手術。キャンプは１軍帯同も、上半身のコンディション不良のため３月２０日のイースタン・ＤｅＮＡ戦から実戦登板していなかったが、前回の富士大戦で１４０日ぶりに実戦復帰した。今後も状態を見極めながら、２軍で実戦を重ねて１軍のマウンドを目指す。

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