◆パ・リーグ　オリックス―西武（８日・京セラドーム大阪）

　右前腕の張りで戦列を離れていた西武・平良海馬投手が８日、出場選手登録されて、オリックス戦でベンチ入りした。

　試合前の練習を終えた平良は「状態はよいですね。再発しないことを心がけて２軍でやってきたので、中継ぎですけどチームのために頑張りたいというところです」と抱負を語った。４月３０日の日本ハム戦での先発を最後に右前腕の張りを訴えて５月９日に出場選手登録を抹消されたが、自身が浅指屈筋の肉離れだったことを明かした。

　今季は先発転向２年目で１勝２敗にとどまっているが、残り試合はセットアッパーとして２年ぶりにブルペンに戻る。右腕は「完全に中継ぎの球速とか出力はないかもしれませんが、試合をしていく中で取り戻していければいいと思います」と先を見すえた。

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