【西武】ドラフト1位左腕・武内夏暉が7回無失点でチームトップの7勝目「同期の中で一番になろうという気持ち」
スポーツ報知
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2024.8.3(土) 20:47
◆パ・リーグ 西武7―0楽天(3日・ベルーナドーム)
すべての集中力を先頭打者に注いだ。「そこで引き締める感じです」と西武のドラフト1位左腕・武内夏暉は振り返った。初回から7回まですべてのイニングで先頭打者を打ち取ってリズムに乗った。
140キロ台後半の速球、変化球とストライクゾーンで勝負。走者を許しても冷静に後続を断った。「わびさびを知っている」と渡辺GM兼監督代行をうならせる投球術。打線の援護も受けて7回を5安打、1四球、5奪三振で無失点。7月12日の同カード(楽天モバイル)でプロ初黒星を喫した相手にリベンジ。「注意する打者、足とかを警戒しながら投げられました」と息をついた。
この日の7回無失点で防御率は1・54まで下がった。規定投球回には2イニング及ばなかったが、1・55で1位のモイネロ(ソフトバンク)と競り合っている。「防御率はついてくるものだと思っているので、1回1回、次の試合も1人1人抑えたいと思います」と冷静に応じた。
開催中のパリ五輪では同年代のアスリートが活躍中。時折目にする中継で「世界で戦っている姿を見て刺激を受けています」と表情を引き締めた。新人王争いでも大きくリード。「皆さん活躍されているので、その中で1番になろうという気持ちがあります」。新人王、さらには防御率のタイトルもどん欲に狙っていく。
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