【オリックス】今季2度目のサヨナラ負けで5年ぶり9連敗…4番・森ら打線奮起も投手陣が踏ん張れず

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2024.8.1(木) 17:50

5回、逆転を許した吉田輝星(左)と石川亮(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 日本ハム7×―6オリックス(1日・エスコン)

 オリックスがトンネルを抜けられない。同点の9回1死で左腕・山田が郡司に左中間へサヨナラ弾を浴びた。今季2度目のサヨナラ負けで5年ぶりの9連敗(1引き分け挟む)を喫した。

 投手陣が誤算だった。ドラフト5位・高島は6月6日のDeNA戦以来の先発マウンドに上がったが、立ち上がりに清宮に右越えソロを被弾。2回にも石井の右越えソロなどで2点を失い、2点リードとなった3回にも1失点して降板した。3回5安打4失点と役目を果たせなかった。

 1点を守る4回からリリーフした吉田は1イニング目は3者凡退に仕留めたが、またいだ5回につかまった。2死一塁から好調のマルティネスに浮いたスライダーを右翼席に運ばれ、逆転を許した。今季初被弾で17試合ぶりの失点を味わった。

 打線は意地を見せた。3点ビハインドの3回に来田が右前適時打、森は右中間へ5号3ランをたたき込んだ。さらに、セデーニョも2者連続となる左越え9号ソロ。1点ビハインドの7回には来田が右越えの今季1号ソロを放って試合を振り出しに戻したが…。9回1死満塁の好機では無得点に終わっていた。

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