【オリックス】ほぼ無抵抗…15度目完封負けで2年ぶり6連敗 中嶋聡監督が打線テコ入れ示唆

スポーツ報知

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2024.7.28(日) 05:00

5回終了時に円陣を組んだオリックスナインだが、わずか2安打で完封負け(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―0オリックス(27日・みずほペイペイドーム福岡)

 オリックスがほぼ無抵抗だった。「今はもう、ほんとに元気がないですよね」。有原をスイスイ泳がせ、今季15度目の完封負け。2年ぶりの6連敗に、中嶋監督が極貧状態の打線を嘆いた。

 唯一の好機だった2回1死二塁で、杉本、頓宮のタイトルホルダーが凡退。序盤で3点を追う展開はキツかった。2安打も今季最少。9回に代打で空振り三振に倒れたトーマスも9試合、17打席無安打と来日初安打が遠い。首位・ソフトバンクと17・5差は今季最大だ。

 指揮官は個人名には触れなかったが、テコ入れの可能性も示唆。「本当にここまで打席を与えてきて、モノにできなかったら別の人に(チャンスを)と思いますし」。ファームではベテランの西野が右太もも裏痛から順調に回復。出番を待つ若手も多いが「そこまで絶好調、という人がいないんですよね…」と苦しい事情も打ち明けた。3連覇中のパ王者が、信じられないような停滞。ダメージは大きい。(長田 亨)

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