【ソフトバンク】有原航平、今季チーム初完封で両リーグ10勝一番乗り 28日にもM43点灯

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2024.7.27(土) 20:24

今季チーム初の完封勝利を挙げた有原(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク3―0オリックス(27日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクの有原航平投手が今季チーム初完封勝利で、両リーグ最速の10勝目を挙げた。昨年の10勝と並び、移籍後2年連続の2ケタ勝利となった。

 2回1死からオリックス・西川を打ち取った当たりが左翼線二塁打になる不運があったが、3回から7回まで無安打投球。みずほペイペイでは無傷の5連勝となった。24日の球宴第2戦(神宮)で先発してから中2日の“過酷ローテ”の影響を感じさせない投球を演じた。

 有原の10勝リーグ一番乗りは、日本ハム時代の16年(ソフトバンク・和田、ロッテ・石川と同日達成)、19年に続く、自身3度目だ。

 チームは今季11度目の3連勝で、貯金を今月4日以来の「28」に戻した。あす28日のオリックス戦で勝てば、ロッテが引き分け以下かつ日本ハムが黒星で、オリックス戦で引き分けでも、ロッテと日本ハムがともに黒星なら、優勝へのマジックナンバー「43」が点灯する。

 打線は2回の集中打で田嶋から3得点。無死満塁で先制の左翼線2点二塁打を放った甲斐は「つないでもらった満塁のチャンスを絶対に生かそうと集中しました。積極的にスイングを仕掛けた結果がタイムリーにつながったと思います」と振り返った。今季、甲斐がスタメンマスクの試合はこれで42勝16敗3分けの勝率7割2分4厘。これで捕手として先発出場すればチームは6連勝となった。一方、海野は15勝13敗の勝率5割3分6厘だ。

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