日本ハムは２４日、育成選手の鍵谷陽平投手、宮内春輝投手、梅林優貴捕手とそれぞれ支配下選手契約を締結したと発表した。

　新庄剛志監督はエスコンフィールドでの練習中に取材に応じ「期待しているから支配下に上げた。梅林くんはめちゃくちゃ打っている。何が変わったのか、バッティングのコツをつかんだのか。宮内くんは元々足をケガしてなかったら、１軍で投げている投手なので。鍵谷くんはファイターズ出身で、ベテランの味を生かせるかなと期待している。期待していますけど、やってもらわないといけない年。ファームの方で結果をズバ抜けて出してもらわないと。それは本人次第なので」と期待を込めた。３人の１軍昇格の時期については「様子を見てから。みんな」と話した。

　３３歳の鍵谷は２０１２ドラフト３位で中大から日本ハムに入団。１９年６月に巨人にトレード移籍。２３年オフに戦力外通告を受けたが、１１月に育成契約で古巣と契約し、今季イースタンでは１３試合で防御率１・１０だった。

　宮内は２２年ドラフト６位で入団したサイド右腕。１年目は１５登板で１勝０敗、防御率６・４８。昨秋のキャンプで左膝前十字じん帯断裂のけがを負い、育成契約となっていた。

　１９年ドラフト６位の梅林は２３年オフに戦力外通告を受け、今季は育成契約でスタート。２軍では３１試合で打率３割２分５厘、３本塁打の成績を残していた。

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