【オリックス】吉田輝星、弟・大輝の甲子園出場に呼応する好投 2回無失点2K

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2024.7.21(日) 18:11

4回から登板した吉田輝星(カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ オリックス―楽天(21日・ほっともっと神戸)

 オリックス・吉田輝星投手が弟・大輝の甲子園出場に呼応するような快投を見せた。

 5点ビハインドの4回から3番手でマウンドへ。先頭・辰己への四球などで1死一、三塁のピンチを招いたが、フランコを何とか三ゴロ併殺に仕留め、ホームは踏ませなかった。

 続く5回は阿部を空振り三振、小深田を二ゴロ、太田も空振り三振と3者凡退と圧巻の内容を見せた。

 この日のプレーボール直前に、地元の秋田では母校の金足農が秋田商を下し、6年ぶり7度目の甲子園出場を決めた。2年生エースの弟・大輝は16安打を浴びながらも5失点完投と粘り、優勝の立役者となっていた。

 10日には大輝が明桜を延長10回の末に破って初戦突破。ナイターでは輝星がソフトバンク戦(京セラD)で好リリーフし、「同日勝利」を挙げた吉田兄弟。来月はわずか15キロほどの距離の甲子園と京セラドームでともに活躍する姿が見られるかもしれない。

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