【オリックス】4年連続貯金ターンへナカジマジック 160キロ剛腕リリーフ起用プラン浮上

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2024.7.19(金) 05:00

オリックス・山下舜平大

 オリックス・山下舜平大投手(22)がリリーフで起用されるプランが18日、浮上した。左太もも負傷が回復した中川圭太内野手(28)とともに、19日の楽天戦(ほっと神戸)から1軍合流する予定。これまでの先発ではなく、救援としてショートイニングを任される見通しだ。

 今季は登板5試合で0勝3敗、防御率5・73。3回3失点で3敗目を喫した6月30日のロッテ戦(ZOZO)の翌7月1日に出場選手登録を抹消され、ウエスタンでは同7日の先発後、最近3試合はすべてリリーフ登板していた。計3回を無失点と結果を残し、15、16日には連投もクリアした。

 昨季はプロ初勝利を含む9勝を挙げ、1軍での通算21試合はすべて先発。速球は最速160キロを誇り、カーブ、フォークと厳選3球種で、打者一人一人に全力投球するスタイルは、救援として十分な適性がある。一方でそのスケールにはやはり先発として期待も大きく、再覚醒も見込んだ中嶋監督による「マジック」となりそうだ。

 球宴前最後となる楽天3連戦は曽谷やカスティーヨら先発の駒がそろい、3連勝なら4年連続の貯金ターンが確定する。昨年は、先発要員だった山岡が後半戦から救援に回り、3セーブ8ホールドと3連覇に貢献。今季は22歳の剛腕が、浮上のキーマンとなる。(長田 亨)

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