【西武】青山美夏人がプロ初勝利初完封「今までの人生で一番くらいの気持ちです」

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2024.7.17(水) 22:05

ヒーローインタビューでポーズを取る青山美夏人(左)と奥村光一(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武6―0オリックス(17日・ベルーナドーム)

 万感の思いを込めて、高々と両手を掲げた。森を右飛に仕留めて試合を締めると、西武・青山はバンザイして捕手の古賀と抱き合って喜んだ。「今までの人生で一番くらいの気持ちです」。球団では11年の牧田以来となるプロ初勝利初完封の快挙を心から喜んだ。

 相手先発は球界を代表する左腕・宮城。味方打線は5回まで無安打に封じられていたが「最近は終盤に点を取っているケースが多いので、それまで自分がどうにか粘っていければチャンスあると思っていました」と我慢の投球を続けた。140キロ台後半の速球にカーブ、スプリットをおりまぜて単打3本のみで三塁も踏ませなかった。亜大時代、3日連続で200球を投げ込んだスタミナも生きていた。

 19日は24歳の誕生日。「誕生日前に初勝利できてとてもうれしいです」。自身への最高のプレゼントになった。

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