【西武】新人の奧村光一がプロ初適時打となる先制打「結果を残すことしか考えていませんでした」

スポーツ報知

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2024.7.17(水) 22:20

6回1死二、三塁、左前適時打を放った奥村光一(カメラ・清水 武)

◆パ・リーグ 西武6―0オリックス(17日・ベルーナドーム)

 泥臭くボールに食らいついた。西武に勝利を呼び込んだのが新人の奧村光一だ。6回1死二、三塁で左前に先制適時打。プロ初打点に「何とか1点取りたいという気持ちでバットを振りました」と笑顔をみせた。この日はイースタン・リーグの巨人戦に備えてジャイアンツ球場で練習していたが、栗山の体調不良を受けて急きょ1軍へ。タクシーを飛ばしてベルーナDへ駆けつけた。「結果を残すことしか考えていませんでした」と言葉を弾ませた。

 昨年の育成ドラフト6位でBC群馬から入団し、6月9日に支配下登録されて、その日の阪神戦(甲子園)に1番・中堅で先発。同26日に出場選手登録を抹消されたが、ファームでは「ボール球をしっかり見極めて嫌らしい打者になれるように」と打撃面を見直し、この日の結果につなげた。初めて上がったお立ち台で「ファンの皆さんにはオクーニャって呼んでほしいです。レフトを守っていて、レフトスタンド含めてファンのみなさんが本当に後ろから熱い声援送って送れて本当に良かったっす。ありがとうございます」と声を張り上げた。

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