【ソフトバンク】逆転でロッテに連勝8差 5カードぶり勝ち越し 日本新ヘルナンデス開幕26回連続奪三振

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2024.7.17(水) 20:51

5回1死三塁、吉田賢吾のニゴロで三塁走者・周東佑京が生還。同点となった(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク6-4ロッテ(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが粘りの逆転勝利でロッテに2連勝。5カードぶりに勝ち越した。7月初の連勝で、2位・ロッテとのゲーム差を8に戻した。

 プロ初先発のドラフト6位右腕・大山は初回に先頭から3連打で1点を失うと、2回も先頭のポランコに12号ソロを浴びた。その裏、甲斐の3号2ランで同点に追いついたが、3回にも2死からソトに同点打を浴びて3回6安打3失点で降板した。

 打線は5回に周東の個人技で同点に追いつき、6回は粘りの団体芸で勝ち越しに成功した。

 5回に先頭の周東が左前打で出塁すると、二盗、今宮の三振で捕手・佐藤が一塁送球する隙を見て三進。そして吉田の前進守備の中の二ゴロで本塁にヘッドスライディング。同点の生還を果たした(記録は二ゴロ野選)。

 6回は2死無走者から正木が右前打、牧原大が中前打で一、二塁とすると、甲斐も中前打で正木が生還・勝ち越しに成功した。甲斐は8回にも左越え2点二塁打を放ち、2021年4月20日の楽天戦(北九州)に並ぶ自身1試合最多タイの5打点となった。

 救援陣は2番手・沢柳が4回から2イニングを完全投球。6回から藤井、津森、ヘルナンデス、松本裕のリレーでロッテの反撃を許さなかった。ヘルナンデスはシーズン初登板初回から26イニング連続奪三振。22年ロッテ・佐々木朗の25を抜いてプロ野球最長となった。

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