【ソフトバンク】エースと主砲で4連敗阻止!有原航平9勝&山川穂高V2点打 大事な3戦目も大山凌で勝つ

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2024.7.16(火) 20:49

5回1死二、三塁、山川穂高が放った先制となる左中間2点適時二塁打で生還した吉田賢吾(64)らを祝福するソフトバンクナイン(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク4―1ロッテ(16日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが4連敗を四たび阻止。本拠地・みずほペイペイで今月2勝目(4敗)を挙げ、2位・ロッテとのゲーム差を7に戻した。

 5回1死二、三塁、山川の左中間への2点二塁打が飛び出して先制した。「つないでもらったチャンスを絶対に生かそうと思いました」と主砲は息を弾ませた。山川は初回に左翼フェンス直撃の単打を放ち、3回も右中間フェンス直撃の二塁打。4月30日の楽天戦(みずほペイペイ)以来、移籍3度目の猛打賞を記録した。

 2死後、正木も右中間に適時二塁打を放って追加点。山川が生還して「前の打席内容(空振り三振)を考え、逆方向へと意識を修正しました。その結果、イメージ通りのバッティングを実践することができました」と自画自賛した。

 6回1死二、三塁でも吉田のプロ初打点で4点目を挙げた。「2番・DH」でスタメン出場し、5回までにプロ初のマルチ安打をマークしていたが、プロ2年目でうれしい初打点をマークした。

 先発の有原は6回まで3安打無失点。7回2死一塁から安田に左中間適時二塁打で1点を返されたが、7回5安打1失点。ハーラートップを更新する9勝目(4敗)を収めた。

 ソフトバンクは今季、ここまでの最長連敗は「3」。今回も4度目の3連敗を食らっていたが、今季ワーストの4連敗は阻止した。

 17日のロッテ戦はプロ初先発のドラフト6位・大山がマウンドに上がる。「投げる前に言うのもアレなんですけど、緊張しない方なので。多分落ち着いて投げられるはず」と話す肝っ玉ルーキーが、チームを5カードぶりの勝ち越しへと導くか。

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