日本ハム・レイエスが来日初の2戦連発 岩本勉氏「このまま4番に座ってくれたら大きな戦力」と期待

ベースボールキング

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2024.7.15(月) 06:30

◆ キャラも◎「全力疾走するだけで盛り上がる」

 日本ハムはソフトバンクに3-1で勝利。連勝で2カード連続の勝ち越しを決め、勝率を5割に戻した。

 先発の伊藤大海は3回に1点を先制されるも、4回途中から4者連続三振を奪うなど尻上がりの好投。1点リードの7回は二死二塁で甲斐拓也に右前打を許したが、右翼・万波中正が素晴らしいレーザービームで二走・周東佑京の本塁突入を阻止した。

 伊藤は万波の好守備にも救われ、7回6安打1失点の力投で7勝目(3敗)。2点リードの9回は連投中の田中正義に代わり、杉浦稔大が今季3セーブ目で締めた。

 打線は1点を追う4回、2番・万波が左翼席上段に着弾する特大の11号ソロを放ち同点。6回は4番に入ったフランミル・レイエスが7号ソロを左翼席へ運び逆転した。メジャー通算108発の新助っ人は前日も先制の6号ソロを放っており、これが来日初の2試合連続アーチ。7回は8番・伏見寅威の右前適時打で貴重な3点目を加えた。

 投打がガッチリと噛み合い勝率を5割に戻した日本ハム。14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、7月に入り打率.345と好調なレイエスが話題に挙がった。前日は先制弾、この日は決勝弾を放ち、解説者の齊藤明雄氏は「4番らしいチームを引っ張る打撃ができている」と評価。チームOBの岩本勉氏は「このまま4番に座ってくれたら打線として大きな戦力」と再浮上のキーマンに指名した。

 同じく解説者として出演した高木豊氏は、「ムードメーカーですよね?」とパワフルな打撃だけではなく愛嬌のある人柄にも注目。「全力疾走するだけで盛り上がるし、どでかいホームランを打っても盛り上がる。非常にキャラが立っている選手」と、全力プレーを怠らない新助っ人の献身的な姿勢も評価した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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