【西武】交換トレードでソフトバンク・野村大樹内野手を獲得 

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2024.7.5(金) 14:16

斉藤大将(左)と野村大樹

 西武は5日、育成の斉藤大将投手とソフトバンク・野村大樹内野手の交換トレードが成立したと発表した。

 野村は18年のドラフト3位で早実から入団した右の強打者で昨季は自身最多の41試合に出場し、今季は1軍で2試合出場にとどまっていたが、ファームでは55試合で打率2割8分1厘、2本塁打、20打点を記録。西武はアギラーが右足首痛で2軍調整中、佐藤龍が左手首の骨折で離脱しており一塁、三塁を守れる強打の内野手の補強がポイントになっていた。

 斉藤は17年のドラフト1位で明大から入団し即戦力左腕として期待されたが、21年に左肘のトミージョン手術を受けて同年オフに育成契約を結んだ。20年を最後に1軍登板はないが、左肘の状態も徐々に回復し今季はイースタン・リーグで12試合に登板して1勝1ホールド、防御率3・00をマークしている。

 シーズン中の同一リーグ球団とのトレード、育成選手のトレードは極めて異例。西武は巨人との間で若林と松原の交換トレードを成立させており、今季2例目となる。

 斉藤は球団を通し「7年間、よくも悪くも本当にたくさんのことがありましたが、充実した日々でした。昨年1年間は、納得のいく試合も多かったです。チームが変わってもやることは変わりませんし、環境も変わるので、気持ちを新たに、気合いを入れ直してがんばりたいと思います」とコメントした。

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