ロッテ”鬼門”エスコンで今季初勝利 藤原V打&佐藤4打点、田中晴プロ初勝利

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2024.7.3(水) 21:27

6回表に逆転となる2点適時二塁打を放つロッテ・藤原恭大 (C) Kyodo News

● 日本ハム 6 - 9 ロッテ ○
<14回戦・エスコンF>

 ロッテは敵地・エスコンフィールドで今季8戦目にして初勝利。貯金を「5」とし、3位・日本ハムとのゲーム差を再び2.5に広げた。

 打線は2回、一死から連続四球で好機を作り、7番・佐藤が5号3ランを右翼フェンス裏のブルペンへ運び先制。3-5と2点を追う6回は再び佐藤の右前適時打で1点差とし、9番・藤原の左翼線2点適時二塁打で6-5と逆転した。

 その後も3番・荻野の投手を強襲する適時内野安打などで2点を追加。8回は荻野のスクイズで9点目を奪い、藤原は決勝打を含む3安打2打点、佐藤は先制3ランを含む3安打4打点をマークした。

 プロ2戦目となった先発の田中晴は、2回まで1安打無失点の好スタート。しかし3点リードの3回、先頭打者を遊撃・友杉の送球エラーで出塁させると、無死一、三塁で1番・水谷に右前適時打を許し1点を失った。なおも二死満塁で5番・レイエスに痛恨の満塁被弾。初球のスライダーを左中間席へ運ばれ一挙5失点となった。

 それでも4回と5回は再びゼロを刻み、味方打線の逆転劇で勝利投手の権利をゲット。救援陣は6回から廣畑、澤村、鈴木、益田が1イニングずつゼロを刻み、5回5安打5失点(自責点0)田中晴はプロ初勝利、益田は今季11セーブ目をマークした。

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